小平市の住民投票
東京都小平市で、都市計画道路の見直しの是非を問う住民投票が26日、実施されたが、その際の投票率が35.17%で不成立となったと報道されている。
小平市の住民投票条例では、「投票率が50%未満の場合、成立しない」との要件が追加されていた。
小平市長は投票率が低いと住民の総意を正確に反映できないので、容認できないとの主旨の発言をしていると伝えられている。
ちなみに同日、千葉県千葉市長選挙が行われたが、この時の投票率はわずかに31.35%。
仮に小平市の例を適用すると、千葉市長選挙はやり直しだ。
このような低い投票率の例は、今の日本では枚挙に暇がないだろう。
この小平市の条例、成立要件を課すことへの批判など議論はしばらく続きそうではあるが、議員や首長の選挙の際の投票率と民意の反映について、我々市民は熟考するべきであろう。
いま一度、市民・国民の投票する権利とともに、義務と己の持つ一票の重さを有権者は肝に銘ずるべきではないか。
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