IPCC第五次報告書 第一次作業部会公表に向けて
9月27日(金)に、いよいよIPCC第5次評価報告書(AR5)の第一作業部会(気候システム及び気候変化の物理科学的根拠についての評価)が公表される予定だ。
これにより私たちがどのように将来のリスクに適応していくべきなのか、政府や自治体、企業、NPOなど各主体が、気候変動に関する理解を一層深め、議論をし、互いの連携によってより的確で効果のある適応策を探り、実行するまたとない契機となることをおおいに期待し、私たちNPOも積極的に活動を展開していく。
今後AR5を基に政府はより詳細に評価を行い、2014年度に日本の「適応計画」を策定する予定となっている。
報告書スケジュール
2013年 9月:第1作業部会(科学的根拠)報告書
第36回総会(スウェーデン)で承認予定
2014年 3月:第2作業部会(影響・適応・脆弱性)報告書
第38回総会(横浜)で承認予定
2014年 4月:第3作業部会(緩和策)報告書
第39回総会(ドイツ)で承認予定
2014年10月:統合報告書
第40回総会(デンマーク)で承認予定
毎日.jp記事IPCC:5次報告書公表へ/上 温暖化の状況、より確度高く
日経BPnet Q&A IPCCって何?
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